にじいろパズル

2021年01月


昨年12月20日小平市長とのオンラインタウンミーティングに参加させて頂きました✨

小林市長は、就任してから16年もの間、
市民の皆さんと直接お話をするこのタウンミーティングを続けてこられて、
市民とお役所との距離を近づけたい、
また役所をどんどん使ってもらって、一緒に抱える問題を解決したいとの思いをお話されました😉


今年度はコロナ禍で開催が滞っていたところ最後にこのオンライン開催が決まり、私達にじパズメンバーから6名が参加し、
小林市長と1時間ほどzoomを使ってお話をしました🍵

私達が日々抱える想いや要望を1人ずつお話しました。例えば…

☺️インクルーシブな社会の実現に向けての市の現在の取り組みについて教えてもらいたい

😊地域の先生方の専門性を高め、より幅広い子供たちを受け入れる事は出来ないか

😌作業療法士の全学校配置を希望します

🥺部活参加に難しい支援級の子供達が、
放課後デイサービスに通う際、中学校へのお迎えを可能にして頂きたい

など1人ずつお話しました。

今すぐに解決出来ることばかりではないけれど、すぐに解決してくださった事もありました。
4番目の要望について…


一度帰宅してから出掛けなければならないという中学校の決まりにより、
放課後デイサービスで過ごせる時間が十分に持てないのではというママさんからのご意見で、
学校に事業所からのお迎えを許可してもらえないかとの話でしたが、


市長がすぐに調べて学校に掛け合ってくださり、後日ママさんに電話で“お迎え可能”だという旨の連絡が来ました。
学校によって見解が異なっていたようなので、
全校への周知も徹底してほしいところです💡

このように私達の思いを伝えて、実りあるミーティングができました。

近く市のホームページにその様子がアップされるようなので、楽しみにしています!📢更新されたら、こちらにお知らせします☺️


(文・みずくら こもり)


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1月14日ぽかぽか陽気の午前中に、
にじパズカフェを開催しました!
ZOOMで3回目の開催となりました。

今回はメンバー4人に加え、
4名の子育て中のお母さん方がご参加くださいました🍀

それぞれ自己紹介をしてから、
まずは事前にいただいたご質問に対して、メンバーで調べたことをお答えしました🔆
☝️小平市の就学先相談の状況
(子どものためになっているのか)
☝️行くことになる小学校の支援学級の状況
(クラス人数やクラス割り、カリキュラム、雰囲気などについて)
☝️通常級と同じ教科書を使う情緒級は小平市にあるか、近隣エリアの情緒級について…など

そして12月に開催したミニフォーラム🎈
「インクルーシブ教育について考える ~知ろう!語ろう!~」の振り返りとして、
皆さんにインクルーシブ教育に対する思いをお聞きしました🍵

👤“インクルーシブ教育は、仕組みを構築して安定させるまで時間はかかるかもしれないけど、やっているエリアもあるのだからできないことではないはず。
定型発達の子供達と一緒に同じ部屋で過ごす事は思いやりの心を育めたり、刺激をもらうこともあると思うので、大事だという思いはある。いつかそういう環境で過ごさせてあげられたらいいなと思っている。”

👤“小さなころから療育を受けてきた。
療育では一人ひとりが先生という“大人”としっかり関係を築く準備ができる。
ただ大人になってからわが子は社会で定型発達の人たちとともに生きていかなければならないタイプの子だと思うので、幼稚園への入学を決めた。しかし、今の時期に定型発達の子どもたちと一緒にいることを選択したことが、本当にわが子のために良かったのかどうかは実際はわからない。それに、小さい時からこんなにもしっかり線が引かれているのに大人になって突然同じ環境でと言われても難しいのではと不安に思っている。”

👤“低学年の頃はみんなと一緒がいいのではと思っていたけど、通級に通ってみたらこちらのほうが落ち着くというケースもある。通常級での学校生活がもっと整っていればよかったけど、先生が一人で見ることには限界があるように感じた。先生たちに余裕がないとインクルーシブ教育は難しいのではないかと思う。

などの貴重なご意見を伺いました。

そのあとで、それぞれが今通っている幼稚園や児童発達支援事業所の取り組みのいいところ、困っていることなどの情報を紹介しあいました🗣✨

😌見通しをたてて生活を組み立てていくことが得意なお子さん
😙のんびりマイペースが好きなお子さん
😊じっくり取り組むことを好むお子さん
😆ダイナミックに遊ぶのが大好きなお子さん
など、子どもたちにはいろいろな個性(=発達の凹凸といわれるもの)があります。

それぞれの個性にじっくり寄り添い行われる療育に比べ、
一般の幼稚園や小学校では、それら個性に対する「認識のズレ」のようなものが生じているようです…。
子どもたちの育つ園や学校では“個性”に対し
「専門機関で療育を受けるべき」という意見と「みんな一緒に過ごす中で学ぶべき」という意見が行き交っていて、
そこで当事者親子や周辺が困ってしまうケースが多々あるのかな、
と皆さんとのお話の中で思いました。

そしてやはり、
「地域の園・学校でも、療育・特別支援教育の専門機関でも、私たちはどちらの育ちも選択できる権利がある」ということが『社会の認識』としてもっと確実に浸透していれば、
この「認識のズレ」が生まれることはないのではないか、と改めて感じました。

また就学に関する相談に乗ることのできる窓口のひとつとして、
近隣だったらぜひにじいろパズルにも相談してください!というお話をしました💪✨

🌈にじいろパズルの発信しているメッセージのひとつに「インクルーシブについて考えよう」がありますが、それだけでなく、
「国や自治体が法や条例の整備をしていても、
実際にまだユーザーまで行き届いていない支援やサービスの仕組みについて、共有し声をあげていこう」ということも大切に思っています。

またカフェ後、このようなメッセージをくれたママさんもいます👩

〜何かを訴えかけたい時、声高に叫ぶより🗣

今回の講演のように楽しそうにしてると人って集まってくると思うし☺️きっと良い仲間が広がると思います❕〜

にじいろパズルの活動を楽しんでやっていこう!と思わせて下さいました。


これからも何か困ったことがあればぜひ教えてくださいね🍀
一緒に考えていきましょう!
そして子育てを楽しんでいきましょう⭐️
ご参加ありがとうございました!


(文・こもり みずくら)


12月12日(日)、小平市福祉会館にて行われた、
小平市特別支援教育総合推進計画(第二期)前期計画の素案に係る市民懇談会に、
にじいろパズルメンバーも参加し、
素案に対する発言をしてきました🗣

内容は…📝
・素案p11『2016年に当たる国の動向の箇所』に、
障害者権利条約関連事項として
“インクルーシブ教育を受ける権利に関する一般的意見第4号に関する記述”を明記してほしい。

・素案p18『特別支援学級の児童・生徒の保護者アンケートの母数』に、
そもそも“肢体不自由児、視覚障害児の意見が全く反映されていないこと”はおかしい。

・『特別支援教育の最終的な目標』は、
“どの子もみんな住んでいる地域で学び育つこと”と明記してほしい。


という意見を伝えてきました👍


また、上で述べた意見に加えて⤴️

・市教委が就学相談で特別支援学校判定をする場合には、
“地域の公立学校でも、その支援を受けられる選択があるという事を示してほしい”


という内容を、個人のパブリックコメントとしてオンラインで提出しました✉️☑️

パブコメの意見反映がきちんとなされるのか、引き続き、市の動きに注目していきたいと思います💪

🌈インクルーシブな社会の実現のために✨
自らできることを考えて、積極的に取り組んでいきます✨


※今回の素案は、こちらからご覧になれます⏬
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/pubcome/files/86822/086822/att_0000001.pdf


http://www.city.kodaira.tokyo.jp/pubcome/files/86822/086822/att_0000002.pdf


(文・こもり)


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